念願の頭大仏!

 

 1週間ほど前のことになりますが、お正月休みに北海道へ帰省した際、真駒内滝野霊園へ行ってきました。

 真駒内滝野霊園は、1981(昭和56年)に札幌市南区に開園し、総面積は約54万坪と、東京ドーム約38個分という広大な敷地を有しています。

 イースター島にいるはずの「モアイ」が立ち並んでいることで有名ですが、我が家の祖先を祀っているわけではないのでわざわざ訪れたことはなく、車から眺めたことがある程度でした。

 そんな霊園へ貴重なお正月休みを利用してまで足を運んだ理由は、2016年夏に一般公開され、霊園の新名所となりつつある「頭大仏」をこの目で見たかったからです。

 私が「頭大仏」の存在を知ったきっかけは、2017年9~12月に国立新美術館において開催された、建築家 安藤忠雄氏の企画展です。

 実寸大かつ実際に中に入れる光の教会の模型や、直島の幻想的な映像など、魅力的な展示があふれる中、ふと懐かしい雪景色を映し出す映像が目に留まりました。

 それが「頭大仏」です。設計段階から建築中、そして完成後の風景が流れ、夏にはラベンダー畑に覆われ、冬にはまるで巨大なかまくらと化したドームの頂から大仏の頭がのぞいている様子を見て、単純に「なにこれ、おもしろい。見にいかなきゃ!」と思いました。

 そして待ちに待った正月休みに帰省し、2018年初開園日である1/5に意気揚々とまいってきたわけです。

 

 市内の実家から車で道道341号線を走り霊園に到着すると、すでにカメラを携えた観光客と思しき方々が10数人ほどいらっしゃいました。国籍も日本人だけでなくアジア系の方もいて、インバウンドも取り込めるちゃんとした観光地だったのだなと改めて思いました。

 駐車場に止める前にすでに見慣れたモアイ像の前は通っていたので、遠目からパシャリし、いざ念願の「頭大仏」へ!

 (あまりにもついで感満載ですいません。。。)

  駐車場を出て左に曲がり歩くとすぐに頭大仏の真正面に。雪をかき分けて進むのは嫌だな。。と思っておりましたが、参道はしっかり除雪してありました。

  なだらかな丘のてっぺんにちょこんと出っ張っているのが、大仏の「頭」です。

 60mほどある参道を進むと、夏であれば下のような「水庭」を臨むことができるのですが、冬期(11~4月頃)は凍結のため残念ながら見られません。

 一方で、本来であれば迂回しなければならない水庭を、左側の参道から、右側にある大仏へと続くトンネル入口へ突っ切ることができる、というある種貴重な経験ができます(笑)

 (公式HPより)

 トンネルは、コンクリートがひだのように連なる天井が印象的でした。大仏の全体を見るまでもう少し。

 お目見えです。

 年明けに降った雪をうっすらかぶり、少し寒そうですがどっしりと鎮座されていました。

 大仏の周りはぐるっと1周することができます。

  神聖でありつつも、開放的な空間であることや、雪をかぶっていることに若干の愛嬌(失礼)が感じられ、何となく親しみを覚えました。

 また、下の写真のように、あたかもかまくらのようなドームから、ちょこんと頭をのぞかせている様子もどこか愛らしくないでしょうか?(そう思うのは私だけ?)

 慣れない雪道を恐々運転をして来たかいがありました!

 冬期の頭大仏は思う存分満喫できたので、次回はラベンダー畑や水庭を見るべく、夏期に訪れたいと思います!

 そのためにも、早くUターン計画を詰めなければ・・・!

 

ご参考までに、公式HPより頭大仏殿の基礎情報およびアクセスを一部引っ張ってきましたので、ご参考まで。

・頭大仏殿の基礎情報

 頭大仏  / 高さ 13.5m 総重量 1,500t(原石4,000tより選別・加工)
 拝観時間 / 4月~10月 9:00~16:00 11月~3月 10:00~15:00
 閉殿日  / 年末年始(12月29日~1月4日)ならびにメンテナンス日は閉殿

真駒内滝野霊園へのアクセス(公共交通) 

 さっぽろ駅→(地下鉄南北線)約18分→真駒内駅→(墓参バス(無料バス)約20分 or 路線バス『真102便』約23分→真駒内滝野霊園

 

公式HPリンク

takinoreien.com

はじめまして

 

 生まれも育ちも北海道で、大学卒業後はちょっとした好奇心から東京に出てきて、いわゆる事務職に就いています。

 早いものでもうすぐ上京してから3年が経とうとしており、そろそろ自分の身の振り方を考えなければと思っている今日この頃です。

 趣味の旅行やカメラ、今後の展望など、徒然につづっていければと思っております。

 

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(2017.12.31 札幌国際スキー場より。何回も行きましたが、こんな快晴は初めて。)